車の塗装のはがれは放置せずにすぐに修理

現在の車のボディはバンパーが樹脂製で出来ており、それ以外は鋼板で出来ています。樹脂は塗料で保護する必要はありませんが、自動車全体のカラーを整えるため塗料によって塗装されています。現在では、さまざまな色の車がありますが、これらはすべて塗装によって表現されています。一方で塗装は自動車のカラーを決める素材のほか、保護するための塗膜という役割も果たしています。塗膜によって雨や酸性の液体、塩分などが掛かっても鋼板まで達することなく錆びさせない効果を得ることができます。一方で塗膜がはがれて鋼板が露わになるとそこから錆が進行します。錆が進行すると周囲の塗膜を浮き上がらせる結果になり、最終的には大きなはがれに発展し、また最悪の場合には鋼板に穴が開くことになります。

塗装のはがれの修理の方法について

塗装のはがれの修理としては、そのはがれている程度によって変わってきます。傷が浅く、かつ小さなはがれであれば、そのまま筆塗りで塗料をのせるだけといったケースもあります。反対に広範囲ではがれている場合には表面処理をして塗装をすることになります。このさいに単に塗装がはがれているだけであれば表面処理にかかる時間が短くて済むので費用も安くなりますが、はがれた部分がへこんでいたりする場合にはそれらの修復に時間がかかるため、費用も高くなります。また塗料は色やコーティングの仕様によって値段が変わってくるため、それらによっても費用が左右されます。いずれにしても筆塗りの場合には大掛かりな準備が不要なので費用は劇的に安いですが仕上がりはよくありません。しかし、本格的に塗装する場合には表面処理が必要であり、費用も安いところでもドア1枚で2万円程度は必要になります。

筆塗りだけでも十分な効果が得られる

車の塗装はがれを放置するのは好ましいこととはいえません。塗膜がはがれ露わになった鋼板で錆が発生するためです。錆は塗膜の下に隠れている鋼板の表面へと広がっていき、塗膜と鋼板の間に錆が発生することで、塗膜を剥がしてしまいます。これは大きなものでも小さなものでも発生し、特に錆が発生しやすい海沿いや湿気の多い地域では錆が広がる速度がはやくなります。このため塗装はがれが発生した場合には、はやめの補修をすることが大切です。また点や線といったはがれであれば筆塗りで補修するだけでも、鋼板を保護するという役目を十分に果たすことができます。このため車の補修を専門に行っているフランチャイズ店などでは費用を抑えたいメニューで筆塗り補修を掲載しているところもあります。